異なる発展を遂げた2018年/平成30年。
非人間的システムの果てに滅びゆく世界。
《豫言之鳥》の歌、
引き継がれてきた神事、
与えられた役目⋯⋯
神話、自然、言葉が失われていく中、
人間が文化を残す意味とは?
《人工知能》ではない、
もう一つの《AI》の物語。
一九四五年以降、《インテグレイション》により、この世界と異なる発展を遂げていった二〇世紀。 その世紀末、ベテルゲウズの超新星爆発に端を発する一大事件を経て用いられるようになった、新たな紀年法――
ADVANCED INTEGROMERATE――その18年目。
即ち二〇一八年、昭和九十三年、あるいは平成丗(さんじゅう)年。
非人間的システムに組み込まれながらも、人々は文化を保存しようと活動していた。 そんな中、ある無人機製造工場と、それに併設される《神社》に不可解な現象が生じ始めて、日本文化に親しむ一人の従業員が、百年に一度の神事における、重大な役目を与えられるが……
滅びゆく世界で《豫言之鳥》が歌う、神話と自然を失った人間の物語。
SFチックな設定の、幻想文学に近い雰囲気の作品です。
AIと人間との関係について、支配や管理とは異なるアプローチで書きました。
小説投稿サイト等には公表しておりません。
(いわゆる なろう系 ではありませんが、設定のとおり、多少の異世界要素はあります)
登場人物の年齢としては、多くが30歳前後 ~ 老境 になります。
性的な描写や暴力表現はほとんどなし(一部、怪物が人間を食べる場面あり)
予言、ビッグフット、妖怪、氷河期、ツングースカ大爆発、世界樹、蛇、飛行機、星、迦陵頻伽、宇宙太陽光発電、核融合、虎、スフィンクス、柿、パンドラの箱、クリスマス、四字熟語、ラジオ、猫、温室、映画、地面効果翼機、詩人、岐阜、シベリア、蓮、神社仏閣、風、エンジニアリング、空中空母、塔、リュウゼツラン、蟹、月、ネイティブ・アメリカン、マトリョーシカ、不忍池、ロケット、ドローン、猿、南半球、オリオン、渡り鳥、月が綺麗ですね
序文
AI18 旧い暦の上での春 中京
二月八日
三月六日
三月廿一日
四月廿八日 前編
回想 AI3 春、夢の中での旅 シベリア
四月廿八日 後編
AI18 旧い暦の上での初夏 中京
五月十八日
五月廿日
五月廿一日
AI18 行方知れずの秋の終わり 東京
AI18 常冬
平成日本語保存会 インタヴュー
序文(1ページ/約 900字)
【旧い暦の上での春】【旧い暦の上での初夏】の章:戯曲風の小説
(336ページ/約 468,000字 途中回想として一人称小説を含む)
【行方知れずの秋の終わり】の章:一つの詩で書かれた物語
(64ページ/約 54,000字)
【常冬】の章:語り手多数の一人称小説
(184ページ/約 277,000字)
最後に、インタビュー形式の後日談
(24ページ/約 34,000字)本編 総文字数 約 834,000
巻末に参考図書を記載(全101冊)
カバー:なし(ペーパーバック)
表紙加工 ラミネートフィルム(光沢あり)
パブファンセルフ 様の「何冊でも製本」により作成
本文用紙:ソリストN 76.0g/m^2(クリーム色)
本文レイアウト:縦書 二段組
本文フォント:Zen Kaku Gothic New サイズ 8pt
判型:A5判(210mm×148mm)
本の厚み:約39mm
重量:約760g
表紙デザイン:杜村ますゞ
奥付は裏表紙に記載しています。