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ゴア大佐の推理

  • 南3-4ホール | お-39 (評論・研究|ミステリー)
  • ごあたいさのすいり
  • リン・ブロック/白石肇訳
  • 書籍|B6
  • 321ページ
  • 1,500円
  • 仙仁堂 古典新訳推理シリーズ11
    <作者について>
    リン・ブロック(1877-1943)の名は、ヴァン・ダインが本名で著した探偵小説論のなかで、ブラウン神父に似た弁証法的手法による名探偵ゴア大佐の生みの親として言及し、よく工夫した犯罪がうまく演出されていると高く評価したことで知られています。アントニー・バークリイ、ジョン・ロード、フィリップ・マクドナルドらと同時期に登場し、1920年代の代表的な探偵作家として人気を博しました。
    <本書について>
    「ゴア大佐の推理」はゴア大佐シリーズの第1作で1924年に発表されました。主人公ゴアは、第一次世界大戦終結後にアフリカの民俗学調査に加わり、九年ぶりに故郷に戻って、かつてひそかに思いをよせた令嬢バーバラの新家庭を訪れます。彼女の夫メルウィシュは気鋭の医師ですが、夫婦間には何やらギクシャクとしたものがあり、ゴアは晩餐会の席上で、彼女が見知らぬ男バリントンと深夜の約束を交わしているところを目撃して心を痛めます。ところがバリントンの正体は恐喝屋でした。バーバラも、結婚前の軽はずみな行動をネタに強請られていたのです。彼女から請われてバリントンとの対決を決意したゴアですが、その矢先、バリントンがメルウィシュ家の門前で死体となって発見されました。メルウィシュは自然死として処理しようとしますが、ゴアは、自分が結婚祝いとして贈った、猛毒を塗ったアフリカ土人のナイフが使われたのではないかと疑い、バーバラへの思慕と疑惑のあいだで揺れ動きます。

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