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ゴア大佐第二の事件

  • 南3-4ホール | お-39 (評論・研究|ミステリー)
  • ごあたいさだいにのじけん
  • リン・ブロック/白石肇訳
  • 書籍|B6
  • 381ページ
  • 1,500円
  • 仙仁堂 古典新訳推理シリーズ11
    <作者について>
    リン・ブロック(1877-1943)の名は、ヴァン・ダインが本名で著した探偵小説論のなかで、ブラウン神父に似た弁証法的手法による名探偵ゴア大佐の生みの親として言及し、よく工夫した犯罪がうまく演出されていると高く評価したことで知られています。アントニー・バークリイ、ジョン・ロード、フィリップ・マクドナルドらと同時期に登場し、1920年代の代表的な探偵作家として人気を博しました。
       <本書について>
    「ゴア大佐の推理」で愛しのピクルスと別れて故郷リンウッドをあとにしたゴアは、落ち目のゴルフクラブの役職を投げ出したい戦友から後任にと誘われマーシュフォント荘ゴルフ場を訪れます。さっそくハーフラウンドをプレーしてみたゴアは、ロストボールを探していて真新しい血痕を見つけ、自分の行動の一部始終を監視していた謎の男に気づきます。その晩にゴアがマーシュフォント荘の領主ポーレット卿から聞かされたのは、ゴアが見かけた男こそが、2年前に卿の弟が殺された事件の犯人で、なぜか名を変えてふたたびポーレット一族にまとわりついているという、にわかに信じがたい告発でした。どこにも犠牲者が見あたらなかった血痕の正体は何なのか――それが、ポーレット一族を次々と襲った惨劇の第二幕の幕開けでした。
    あまりに真相が複雑なため、名探偵が自分の口で説明するスタイルを放棄して、物語とはべつに解説のための1章をわざわざ設けたという曰くつきの作品です。

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