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鍵かけた扉のかげで

  • 南3-4ホール | お-39 (評論・研究|ミステリー)
  • かぎかけたとびらのかげで
  • アーネスト・M・ポート/白石肇訳
  • 書籍|B6
  • 311ページ
  • 1,500円
  • 仙仁堂 古典新訳推理シリーズ12
    <作者について>
    アーネスト・M・ポート(1884-1935)は、ヴァン・ダインやハワード・ヘイクラフトが高く評価した、第一次世界大戦後のアメリカにおける有力な探偵作家の一人でした。ニューヨーク精神分析協会の創立メンバーに名を連ねた現役の精神科医であり、晩年にはデューク大学に新設された神経精神医学科の教授に任じられました。1919年に奇矯な精神病理学者ベンティロン博士が活躍する長篇探偵小説「鍵かけた扉のかげで」を雑誌連載して好評を博したのを皮切りに、生涯で別名義のものを含めて200以上の作品を残しました。
    <本書について>
    インターン医の僕が救急出動で豪邸へかけつけると、2階ホールで老人が胸を刺されて絶命し、かたわらでその姪の美少女が茫然自失となっていた。半分狂って被害妄想にかられた老人は、家族の生活空間である2階と上下階のあいだを施錠して使用人すら近づけず、2階で老人と一緒にいたのは、美少女のほかには彼女の半身不随の叔母と虚弱な従兄だけだった。殺人容疑者にされた美少女に一目ぼれした僕は、彼女を救うべく、名探偵だという精神病理学者ベンティロン博士を頼ったが、博士は日中でもだらしなくバスローブを着流し、お気に入りの椅子からずり落ちそうになっている面倒くさがり屋。客が訪ねてきても、うつろな目を壁に向けて知らん顔、長居させないために立ちっぱなしにさせておくという変わり者で、一筋縄ではいかなかった。

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