ヴァージニア・ウルフ『波』、フォークナー『死の床に横たわりて』、滝口悠生『水平線』、パウル・クレー『クレーの日記』を読みながら、自分の小説を書いていく日々の記録。
noteで毎日続けている『凡庸日記』から、2026年5月22日〜8月4日の約二カ月半を一冊にまとめました。
小説のどこが面白いのか。どんな語り方がなぜ効くのか。その方法を自分の小説にどう持ち帰れるのか。読んでは考え、書いてはまた読む。批評と実作のあいだを、毎日いったりきたりしています。
『波』と『死の床に横たわりて』は特に細かく読み込み、『水平線』では語りと視点の動きを追います。そのほか、クレーを読み続ける朝、執筆の進捗、妻との生活、音楽、酒、食べ物、ゲームなど、その日の雑感も。
読書と創作の往復に関心のある方には、今回の三冊のなかでいちばん入口にしやすい本だと思います。