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トオサリの木

  • 南1-2ホール | E-13 (小説|短編・掌編・ショートショート)
  • とおさりのき
  • 阿部文吾
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 188ページ
  • 1,000円
  • https://amzn.asia/d/01iMtpiu
  • 2024/3/15(金)発行
  • 『トオサリの木は帰るための標の木。迷子の妹を探すため、正一は鬼の住む森へ…』
    北天の詩情に彩られて、命と景色の出会いを描く十二の短編集。

    【Amazonレビュー】 星5つ中5つ
    不思議で懐かしい短編集 2025年1月1日に日本でレビュー済み
    美しくて優しい、大きくて暖かい、でも時折恐ろしくもある「自然」というものが、とても丁寧に描写されてるなあと感じました。 昔読んだ宮沢賢治さんのような、日本昔ばなしのような、不思議で懐かしい雰囲気のお話たちです。 四季それぞれの物語が収録されていますが、なんとなく、私は冬の夜に読みたいと思いました。


    星5つ中5つ
    鮮やかな色彩美 2024年9月3日に日本でレビュー済み
    12の短編それぞれがグラデーションを伴ったヴィヴィッドな色味を持っており、それらが動的につながり一つの世界観を表出させていると感じました。 抑制された息遣いが解放される過程が丁寧に描かれ、フィルムカメラのシャッターを切るときのような「出会うべき瞬間」と立ちあったなぁという読後感。 この作家の長編が読んでみたいと思いました。


    星5つ中5つ
    主演は景色 2024年4月27日に日本でレビュー済み
    表題と各編のタイトルに興味を惹かれて読みました。 物語や人物はシンプルで、作者はあくまで風景によって物語を描こうとしているこだわりを感じます。 また『繰り返し』への執念めいた思想が貫かれており、難解さもありますが読了すると忘れられない風景が心に焼き付く、そんな作品集です。 個人的にはほぼ予感だけで描かれたような表題作や、最後の『渡り椿』の美しい喪失感が何とも言えず好きでした。 またいつか読みたくなる時が来そうな一冊でした。

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