夜討ち朝駆け常裏ら_野良猫の話
- 南1-2ホール | E-42 (小説|エンタメ・大衆小説)
- やうちあさがけつねうらら・のらねこのはなし
- 天霧 朱雀
- 書籍|文庫判(A6)
- 114ページ
- 1,500円
- 2026/6/21(日)発行
――命の値段は六百万、特別じゃない。
リビングでだらける。レンタルビデオで借りたDVDを見ていた。途中からソファーに座ってきたクセに、霧流はブラッドピットを指さして「湊谷みたいなこと言うじゃん」と息を吐くように笑う。俺がタイラーダーデンみたいだって? 勘弁して欲しい。続けて霧流は「あんま面白くない映画だね」とか、お前はそういうタイプだよな。「だってさ、俺達だったらもっとうまくやるじゃん? ねぇ湊谷」なんて、まぁ、確かに、お前が主人公で間違いない。だから「言うと思った」と当たり前に答える。でもさ、霧流。俺達の生活なんて、そこらへんの映画よりも嘘くさいじゃないか。人殺しが特別じゃないんだからさ。
――時は2009年。
この物語はとある暴力団組織に雇われてる殺し屋の話だ。
野良猫の話
18歳。俺たちが所属するのは、ヤクザの下で這いつくばる暴力・殺人任務遂行班。
二人の通り名は〝野良猫〟
危険な取引から相棒を外そうとする入野湊谷、通称:茶猫。
そのぶっきらぼうな配慮を「過保護」と罵る布留川霧流、通称:黒猫。彼らは殺しを請け負う男二人、この物語はやけに気色悪い共犯関係を続けるその先の話だ。
ブロマンスと呼ぶには肉体関係がありすぎて、 純愛の同性愛というには尊敬も信頼関係も薄い犯罪小説。
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サイズはA6文庫本。ページ数は114P (奥付含む)本書は2026年頃にカクヨム掲載していた作品を加筆・修正して文庫にしたものになります。
https://kakuyomu.jp/works/822139845924163404
※サンプル兼、該当作品プラスして書き下ろし短編をしています。
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一言で言うと「 男バディBL な ノワール 系 犯罪サスペンス in 2009 裏社会」
