こちらのアイテムは2026/11/8(日)開催・文学フリマ東京43にて入手できます。
くわしくは文学フリマ東京43公式Webサイトをご覧ください。

【3巻】また春に会いましょう

  • 南1-2ホール | H-98 (小説|恋愛)
  • またはるにあいましょう
  • 倫子
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 176ページ
  • 1,000円
  • https://www.pixiv.net/novel/s…
  • 2026/5/5(火)発行
  • ※年齢制限あります※

    「散るからこそ、美しいのではない。散ってもなお、繋がる想いがあるからだ」 ――春の嵐が吹き抜ける横浜。一人の女性審神者が向き合う、別れと再生の物語。

    ■ あらすじ

    最高レベルの審神者(さにわ)、藤宮花音(ふじみやかのん)が、病のため、審神者を引退することに決めた。審神者省横浜支局に所属している東雲たまきは、その仲裁を依頼される。
    刀剣男士(とうけんだんし)たちが花音を引き留め、たまきも病気療養をしながら審神者を続ける道を提案するが、花音は審神者を引退をした。

    後任の審神者は大塚彩花(おおつかあやか)と言い、この春に新卒で審神者になった新米審神者だった。しかし彩花は、刀剣男士を『兵器』扱いする。
    刀剣男士たちは彩花を拒み、徹底的にボイコットを始める。そしてたまきに、花音を引き戻すように懇願する。
    たまきはこの件を仲裁させられるだろうか。

    一方、たまきの本丸では、葉桜のシーズンになっても、一輪だけ散らない桜が見つかる。
    その桜の意味を、恋人の次郎太刀(じろうたち)は知っていた。

    組織の一員としての職務、そして一人の人間としての情愛。 春の匂いに包まれながら、たまきが下した「最良の選択」とは――。

    ■ 本作の見どころ

    1. 「春」を象徴する情景描写と心理のシンクロ 芽吹き、開花し、そして散っていく桜のプロセスが、たまき自身の心の成長や決意と見事に重なり合います。美しいだけではない、どこか恐ろしく、そして圧倒的な生命力を持つ「春」という季節が、重厚な筆致で描かれています。

    2. プロフェッショナルとしての審神者像 本作でもたまきの「仕事」に対する真摯な姿勢は健在です。上司との緊張感のある対話や、任務に対する冷静な分析。非日常の世界に生きながらも、地に足のついた一人の女性としての生き様が、物語に強いリアリティを与えています。

    3. 過去から未来へ繋がる「意志の継承」 物語の後半、散りゆく花びらと共に描かれるのは、絶望ではなく「希望」です。失われるものへの哀悼を捧げつつも、前を向いて歩き出すたまきの姿は、読者の心に深く温かい余韻を残します。

    ■ 著者・倫子より

    本作は、私にとって非常に思い入れの深い「桜」と「約束」をテーマにした物語です。 出会いと別れが交錯する春という季節。その刹那的な美しさの中に、永遠に変わらない芯のようなものを書きたいと思い、筆を執りました。

    次郎太刀との絆についても、単なる親密さだけではなく、共に困難を乗り越える「パートナー」としての信頼関係を深掘りしています。 桜の香りに包まれるような読書体験を、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです。

ログインしませんか?

「気になる!」ボタンをクリックすると気になる出店者を記録できます。
「気になる!」ボタンを使えるようにするにはログインしてください。