屍喰い蝶の島
- 南1-2ホール | H-17 (小説|ホラー・怪奇)
- しくいちょうのしま
- 藍上央理
- 書籍|文庫判(A6)
- 226ページ
- 800円
- 2026/5/4(月)発行
- 「赤きてふは死にし屍を食いたるゆえ、名をしくひてふ、もしくはしじきてふと名付けき。」
幻の「屍喰い蝶」を追う絶海の孤島。そこは因習と怨念が渦巻く呪われた「屍食島」だった——!
文化人類学を学ぶ夜須は、かつて見下していた同級生・交野の誘いで、水死体の肉を喰う未知の赤い蝶「シジキチョウ」を捕獲すべく志々岐島を訪れます 。だが島には、水死体に蝶が群がる奇怪な現象と、怨霊が村を練り歩く「御先様」という恐ろしい因習が存在していました 。新種発見の野心から禁忌に踏み込んだ夜須は、平安時代から島に続く凄惨な過去と、自分を怨む交野の真の目的に飲み込まれていきます 。
シジキチョウのことを調べていくにつれ、島の謎にたどり着いた夜須の身の上に降りかかる災厄とは————?
