山頭火 ふるさとの湯へ帰る 山口編
- 南3-4ホール | あ-18 (ノンフィクション|旅行記)
- さんとうか ふるさとのゆへかえる やまぐちへん
- 美園まき
- 書籍|A5
- 64ページ
- 900円
- 2026/2/8(日)発行
- ※書店流通なしのイベント限定版です。
分け入っても分け入っても青い山
――なぜなんだろう、なぜ山頭火の句にひかれてしまうのだろう。
うしろすがたのしぐれてゆくか
――漂泊の俳人・種田山頭火は山口県に生まれ、不遇な少年~青年期を経て自由律俳句に出会い、行乞流転の旅に出る。
酔ってこほろぎと寝てゐたよ
――彼は50歳を目前にして、つらいことばかりだったはずの故郷・山口に草庵を結び、暮らしはじめた。だがそれは酒びたりの日々であり、ついには自殺未遂をひきおこす。
ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯
――そんな彼を救ったのは温泉だった。山口に湧く川棚温泉や湯田温泉に彼は生かされた。しかしやがて……。
どうしようもない私が歩いてゐる
――生きざまから絞り出される山頭火の自由律は、すべての人に生きることの意味を問いかける。そんな山頭火のふるさと山口での暮らしと温泉を追いかけた紀行エッセイ。
