食用菜っぱさんによる、2024年11月から2025年9月までの日記と月毎の散文をまとめた本。
13番館のヒロノが装丁・組版・イラストを担当。
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日記本『ある、ということを知りつづけなければならないの』
2024年11月から2025年9月の日記の本。章末には月毎の本や音楽に寄せて、短い文章を書きました。
著者:食用菜っぱ(
https://www.instagram.com/shokyou_nap/?hl=ja)
発行:2025年11月15日
「知らなかった、努力が、意欲が足りなかった、そうなのかもね、でも、この世にある、ということを知らないものを、どうやってさがしだせばいい?」
(7月15日)
“語られなかったこと”がなかったことになるわけではない。そうだとして、それでも書き留めなければならないことはある、と思います。
遠くへいく。ここにいる意味を考える。
ここにいること、どこかにあること、ここじゃなくてもいいこと。ひとつひとつの重さをはかって、祝福に似合う分だけ それぞれの石を拾う。
桜が一度も出てこない桜の歌を歌える?
歩いて、ずっと歩いて、未だここだけが世界の場所。
「ここ」だけじゃないはずの世界をいつか見つけだせるのだろうか。
“まだ言い表せないこと”をこの手で引き寄せて、いつか思い出すために書き留めて。「あった」って言って。
呼びかたによってたとえその本質は何も変わらないのだとして、それを何と呼ぶのか、選ばれた名前たちが見晴らす芝だよ。
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日記本、エッセイ、随筆