音楽と文字/言葉と音楽の力/鎮魂歌/絆/救い/切ない
「文字が記録出来ぬもの、それは音」子殺しの罪とその記録に苛まれ、苦しむ貴人の男のもとで、囚われの奏者は竪琴を奏で続ける。追手に囲まれ館が燃え尽きるとき、奏者が選んだのは財産ではなく、男の魂を解き放つ最後の鎮魂歌だった。歴史書には遺らない、音色と消えた二人だけの救いの物語を描いた短編・折本小説。
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