こちらのアイテムは2026/11/8(日)開催・文学フリマ東京43にて入手できます。
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屍愛の上で悪魔は踊る

  • 南1-2ホール | M-69 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • しあいのうえであくまはおどる
  • 夢伽莉斗
  • 書籍|その他
  • 300ページ
  • 2,200円
  • https://herrealmyth.studio.si…
  • 2025/10/31(金)発行
  • ハーフ悪魔の少女が、
    心を取り戻した末に選んだものは。

    性悪娘の悪魔シェリン(イラスト)は、円卓の女騎士を拷問したり魔力の美味しい悪魔ラムズ(イラスト)とキスをしたりと、優雅な日々を過ごしていた。だが失われていた幼少期の記憶を取り戻し、シェリンが人間と悪魔のハーフだと判明。
    90年間、外道な悪魔生を歩んできた彼女だが、記憶と共に母の愛を実感する。そしてラムズの正体とその悪逆非道ぶりに呆れてしまう。
    最後は人間性を捨てるか、人道を歩み直すかの選択をラムズに迫られ、ふたりの関係性に変化が…

    地獄に生きる悪魔じゃ、どうやったって愛にならない。でも、アタシはこれをラブストーリーとする


    💙人外思考の悪役人外がお好きなあなたに。
    💙近親相姦、死姦などこの世の禁忌を詰め込みました。
    💙R18, R18G。明るめ楽しい文体。
    💙特殊装丁「悪魔お楽しみBOXブック」。本と一緒に悪魔なダークファンタジー世界観をお楽しみください。

    本の実物写真はこちら。
    現役デザイナーの作った美しい特殊装丁本。

    ※通販はこちら


    こんな要素が好きな方へ

    ・ダウナー冷淡で、スパダリ非道ヒーロー
    ・甘え上手のわがまま娘、ダウナーギャルヒロイン
    ・中身人外、精神が人外なキャラ
    ・ちゃんと最低最悪な悪魔という種族
    ・悪役同士の歪愛
    ・円卓の騎士、七つの大罪などのファンタジー要素
    ・虚しさと歪愛、ダークと王道を混ぜた歪な物語
    ・面白おかしくスラスラ読める一人称文体
    ・おにロリ
    ・わがままを言うヒロインに、なんだかんだ叶えてくれるヒーロー
    ・お互いに、相手を自分へ執着させようと画策するCP
    ・ストーリー重視のR18/R18G小説
    ・特殊装丁本、映えてる本、商業では買えない装丁、付録付き本

    「人の心がわからなすぎて、愛と憎悪の違いもわからなくなっちゃってんだ。カワイソ」
    「意地張ってんのはそっちだろ。いつもみたいにかわいくねだりに来たら抱いてやるのに」


    悪魔お楽しみBOXブック

    【付録一覧】
    ・海外新聞系、書店風おしゃれブックカバー
    ・悪魔の捜査ファイルとインタビュー
    ・棺桶しおり
    ・書き下ろし掌編付パンフレット
     etc…

    【書籍情報】
    ・145×137cm の、CDよりちょっと大きい特殊サイズ
    ・約17万字

    内容物一覧・キャライラストはこちら


    地雷系要素一覧🔞

    「R18G短編集 悪役を浴びる本」など、倫理観のログアウトした話を書くので有名な作者が、「本気出して書いた悪役小説」です。災厄と禁忌を詰め込みました。

    猟奇殺人、拷問、妊娠、食人、死体損壊、強姦、人外、児童虐待、性的虐待、胎児暴行、屍姦、近親相姦、蟲、複根、歪愛、スパダリ、溺愛執着



    試し読み


    ※本文中盤一部抜粋


    「一生こんな悪夢に付き合わされるなんてうんざり。これはおまえのせいだから、やっぱ仲直りはナシで」

     早く消えろと瞼を伏せて冷たく見下ろす。
     悪魔が悪夢なんて聞いたことない。悪魔がPTSD? 笑える。不快度指数たった1でも、その1が悪魔は気に食わないのだ。
     ラムズが口を開くのが見えて、アタシのほうが消えた。口から嘘しか吐かない男だ、聞く価値はない。アタシは普段仲良くしている男悪魔、ロネミの家にまた転移をする。

    「シェリン? ……来たのか?」目を擦ってアタシのほうを見上げる。
    「寝足りないからベッド貸してくんない」
    「はいはい」

     彼が布団を持ち上げた。隣で寝ろってこと?

    「ベッド貸して? おまえ外」
    「いや、俺寝てるんだけど」
    「知らないし。アタシ今はひとりで寝たい気分」
    「ワガママだなほんとに……」

     ロネミは呆れながら体を起こした。怠そうにベッドに座る。アタシはすかさず布団に潜った。

    「ヤろーよ。シェリン」

     彼はのしかかり、アタシの手首を掴んでベッドに押し付けた。

    「気分じゃないんだって。起きたらね」

     無理やり顎を取られ、唇を奪われる。唾液がぬるりと染み込んで、長い舌がアタシのモノを絡みとった。アタシは背中に腕を伸ばすと翼を掴み、上半身に覆いかぶさっていたロネミを壁まで弾き飛ばした。

    「痛ッッ……」顔を顰め睨みつける。

    「お前、なんだよ。いいだろ。寝込みを襲いに来たのはシェリンだろうが」
    「襲ってない。ベッド借りに来ただけ」

     アタシはすたっとベッドから立ち上がると、壁の下で背中を摩っているロネミを見下ろした。ヒールの靴で彼の手の甲をぐりと踏み潰す。悪魔は悲鳴を上げ、アタシは口角を小さく持ち上げた。

    「アタシに敵うワケないじゃん。何様?」

     唸りながらヒールを外そうとしている。

    「最近抱かしてくれねぇし、やっと部屋に来たからいいかと思ったんだ。ラムズとも縁切ったんだろ、溜まってんなら相手してくれてもいいだろうが」

     この二ヶ月ふたりでいることがなかったから、城下町に住む悪魔たちはみんな察しているんだろう。特にラムズは魔王の側近として有名だし、そのラムズと仲の良いアタシも一目置かれていた。

    「まだおまえの順番は回って来てないの。いい子にできないなら──」
    「待てよ。わかったよ、悪かった。寝ていいから」
    「いい。居心地悪い」

     アタシはさらに転移をして、地上にやってきた。朝日が眩しい。
     アレももう潮時かなァ。毎度媚びを売るのも面倒だから、ロネミの前では愉しく自由に振舞っていたのだ。だけどあの様子じゃ不満が溜まっていそうだ。あと一回ヤったら捨てよっと。


    ◆

    ※別シーン

    「それ、愛じゃないよ。ただの自己愛」
    「そうだな。だがこんなもんでしか愛の足がかりにできない。俺は悪魔だから」

     ──そうだね。みんなそうだ、アタシたちは悪魔だから。


    ◆

    ※別シーン

     足にへばりつこうとするので、気持ち悪くて頭を蹴った。ぐにと首が曲がって倒れる。……あ、死んじゃった。
     なんにも浮かばない。罪悪感も後悔もない。蹴ったら死んだ、ただそれだけ。

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