多元層アポカリプス
- 南1-2ホール | H-52 (小説|エンタメ・大衆小説)
- たげんそうあぽかりぷす
- 芦田芋助
- 書籍|文庫判(A6)
- 220ページ
- 1,200円
- https://imonome.booth.pm/
- 2024/12/1(日)発行
これは逃避か、闘争か
どっちであろうが俺ぁ知らねえ
終わらぬ不景気、治安の悪化、社会の分断。
高くそびえる漆黒の壁と、混ぜ物くさい安酒の夜。
「世も末、ということらしいんですよ」
久井の語るそんな与太話を肴に飲んで、広尾はその晩も気分良く帰宅した。
しかし思いがけず、極個人的な災難が広尾を襲うのだった……
この世の終わりはさておいて
今日は役場に行かねばならん
沈みゆく世界と併走するかのように、
災難に次ぐ災難に喘ぐ広尾はしかし、
終わり続けながらも日常への執着をやめない。
終末ごん無視に生き晒す
呆れるほどのSF譚
