金木犀の香り
- 南1-2ホール | G-80 (小説|ホラー・怪奇)
- きんもくせいのかおり
- 逢坂海荷
- 書籍|文庫判(A6)
- 346ページ
- 1,000円
「あなたの恋は、きっとその人に残り続ける」
【あらすじ】
一人の女性(友美)の恋愛を男性視点で追った連作短編集。友美に恋した男性たちは別れた後も想いと後悔を抱えながら生きていく。友美が残していったものとは一体何だったのか。最後にもう一度逢うことが叶った男性と友美は何を語ったのか。君との恋は甘くて、寂しくて、切なくて、愛おしい。だからこそ、君のことを忘れられない。金木犀の香る秋に読みたい恋愛小説。【感想の紹介】
▼本書を読んだ方々にキャッチコピーと感想を作成いただきましたので紹介します!▼
◆ライター・女性
「僕らが愛した彼女の記憶。それは金木犀の香りとともに、今鮮やかに蘇る──」
この物語は、確かに恋愛小説です。ですが、友美が男性たちに残したものはただの「恋心」でしょうか?私はちょっと違う印象を持ちました。「恋愛」「友情」という枠におさまりきらない感情。それを言葉に表すのは難しいですが、ふとイメージに浮かんできたのは「念」という言葉でした。
◆20代・女性
「初恋は甘く切なくほろ苦く──そして時には残酷。それから仄かに“金木犀の香り”がする」
この作品を読み終えた後に、作品冒頭からもう一度読み直したいという思いが止まらず、これまで登場した伏線や友美さんの台詞や描写などに特に注目して再度作品を読み返しました。友美さんという人物について理解した後だと、これまでに読み進めてきたストーリーがまた違った印象を持って頭の中に入ってきました。また、伏線が緻密に張られている為、読み返す度に、あ!ここも伏線だったんだ…!というような新たな発見や気づきも得られ、物語を読み終えた後でも様々な楽しみ方ができる作品だなと思いました。
