引きこもりの妹「七星ふくる」と、社会不適合者である僕。
そんな兄妹の、くだらなくもどこか愛おしい日々を書き綴った連作短編集。
大人になっても未だ精神が不安定な僕は、人付き合いが苦手で、何者にもなれないまま朽ちていくことを恐れている。
そんな僕の隣には、人が苦手で引きこもり、それでも妙にポジティブな妹・ふくるがいる。
喫煙者であるが故の肩身の狭さ。
創作を続けるが故の苦悩。
大人になっても消えてくれない、生きていくことへの不安。
そんなものを抱えながら、兄妹は煙草を吸い、くだらない話をして、今日もどうにか生きている。
ふくるの楽天的思考と慈愛的精神、そして煙草へのどうしようもない愛情。
なによりもカワイイふくるは、きっと僕と違ってみんなに好かれるだろう。
実体験と実生活を元に描いた、エッセイ風フィクション小説。