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下読み小説

  • 南1-2ホール | P-47 (小説|純文学)
  • したよみしょうせつ
  • 詩歩子
  • 書籍|A4
  • 37ページ
  • 1,000円
  • https://kakuyomu.jp/works/168…
  • 2022/8/10(水)発行
  • 私も、おそらく応募した皆さんならば、誰もが怖がっていた文学賞の下読みさん。
    この作品を書いたおかげで下読みさんに感謝することができました。
    ……というのは本音じゃないかもしれない。今でも怖がっている!
    とは言っても怖いもの知らず、色んな投稿サイトを見た来たけれども、本当は他人の作品を読むのって審美眼がいるんだよね。
    『小説新人賞は、こうお獲り遊ばせ―下読み嬢の告白』
    古い本ですが(1997年刊行)すごくこの本自体が小説だった。
    ドラマがないところってないんだなあ。
    カクヨムでジャンル別2位になったことも。
    monogataryではおススメ掲載され、度々総合ランキング1位になったことがある作品です。
    報道特集に出演しました。
    現代ビジネス(講談社)から取材を受けました。

    https://gendai.media/articles/-/142150

    ≪下読み小説 出だし≫

     下読み。それは小説の応募の運を左右する悪魔の儀式。というにはあまりにも度が過ぎる。実際私もデビューする前は下読みさんのことを神のように崇めるか、悪魔のように怖がるか、その日の気分でどちらか、だった。ただ実際はそんな甘いものじゃない、ということをザ・下読みシスターズは教えてくれる。読む量が半端ない。こんなに応募者数って多かったかな? 自分が落選しまくったときはそんなに意識していなかったけれども、こんなに読む量の負担が多いなんて下読みを甘く見ていた。箱の中にはたくさんの呪詛が詰まった(応募者の皆さん、すみません)小説にもならない作品たちが受賞してくれ、と言わんばかりに蠢いている。その箱を通るだけで腐臭が漂いそうだ。私はじっと箱と格闘した。さあ、かかってらっしゃい。あなたたちを落選させますから。なぜ、ザ・下読みシスターズという訳の分からない名前を付けたのか、というと新米の私と先輩とで付けたから。そんな風に何か行事みたいに解釈しないとそんなことはできない。 「今日は締め切り日か」  たくさんの箱に詰まった応募作品がもはや、紙の山の如く積まれている。大御所の先生の作品で紙の月という傑作があったけれども、この紙の月ならぬ紙の山はただ単に楽しんで読めばいい訳じゃない。

    ※続きは同人誌で

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