音楽を鳴らし、踊りはじめた彼女を眺めているうちに誰もいなくなってしまった土地、そのうえを静かに通りすぎてゆくものたち、砂、はためく布に月明かりが差しかかるのがわかった
踊りはことばになり、ことばは踊りとなって、わたしたちの周囲をくるくると廻る
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2025年11月17日、佐伯春樺 第二回公演 舞踊集『暗がりを導くこの夜のために』で上演する共作三部作のうちの一作、「落日と砂」にまつわるアートZINEを制作しました。100部限定。
踊りは佐伯春樺さん、衣装は山口眞子さん、写真は汀にてあまちょんさんに撮り下ろしていただきました。
表紙は里紙・うこんを使用しています。西陽に照らされた砂のような色、硬質な質感が気に入って選びました。
蝋引きの麻糸を用い、手かがりで糸を綴じ、折角の紙を味わっていただきたく、小口を大きく折りこむ雁垂装の方式で深々とくるむような装丁を目指しました。
本文用紙は100%再生紙のPELP!PAPER を。
凹凸や繊維のザラつきが、モノクロの写真とことばにしずかな石のような表情を与えてくれました。