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ここにいてはいけない(らしい)わたしたちのこと

  • 南1-2ホール | T-47〜48 (評論・研究|文化研究)
  • ここにいてはいけないらしいわたしたちのこと
  • GAKUSAI-Lab.
  • 書籍|B6
  • 40ページ
  • 1,000円
  • 2026/5/4(月)発行
  • 「自分はここにいてもいいのか?」──そうよぎったことのある、すべての人へ

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    未記入の項目がある場合は、指定機関の受診を推奨します。

    「定義」桑井ゆた

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     鰯よ、私は薄々気付いていた。私は人間ではない。私は人間になれなかった。なりたくもなかった。彼らを支配する崇高な不文律を、私は知らない。どうやら彼らはエスパーでやりとりをしており、私だけがそのエスパーを持っていないようだ。私はこの世界にはいられないが、しかしここ以外に住める星も知らない。君はどうだろうか?偽物の相模湾で、君がそんなにも澄ました顔をしているのは、何故?

    「鰯」東風谷悠馬

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    世の中に挟まっててもいいですかいくらか欠けた歯車として

    冷笑をモルヒネ代わりに使い慣れ刺し跡だらけの腕横たわる

    「短歌」松丘京市

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    あ、いやいやいや、いいんですよ、いいんです、答えをすぐに求めたがるのは、現代的病理のひとつと言っても過言ではありませんしね、

    「新事業」アステリズム

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    にんげんが勝手におこした
    社会という名の戦争の
    きみたちは戦没者だ
    明日は僕かもしれない
    もしくは明日は僕が
    誰かを手にかけるかもしれない


    「戦場」平岡眩

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    そう、「残酷な事実」は存在する。
    誰かを殺せばうまく回る社会はあるのかもしれない。しれないけれど。だけど。そんな残酷さを身に浴びすぎて、私はどっちつかずのフワフワな人間になってしまった。

    「オメデタイ話」坂井臨海

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