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コーラーへの呼び声

  • 南1-2ホール | V-41〜42 (評論・研究|アニメ・マンガ・ゲーム)
  • こーらーへのよびごえ
  • にるば
  • 書籍|B5
  • 28ページ
  • 300円
  • https://www.melonbooks.co.jp/…
  • 2025/12/30(火)発行
  • 前世紀のTRPG、主にはD&Dのプレイ空間に、「コーラー」なる役割が存在したという伝承を聞いている方もおられよう。素朴に言えば、「プレイヤーの意見をとりまとめてGMに言う役」なわけだが、「前世紀の」「存在したという」という表現から分かるように、基本的には時の中で消え去った歴史用語である。ところがこれが、現代にも(特にD&Dに関係ない場所で)稀に聞かれることがある。「コーラーがいてくれると助かる」といった風に。「プレイヤーの意見をとりまとめてGMに言う役」とだけ聞けば、別に現代にもいてまったく構わない役割と思われることだろうが、わざわざそういう「役割」が創出され、特定の名で呼ばれるというのには、その当時なりの特殊な事情があったのである。本稿では、その事情と、それがどういう過程で消え去ったかという歴史に光を当てて、現代に「いてくれると助かる」まとめ役と往時のそれとの色合いの差を浮かび上がらせてみようと思う。想像できるだろうか。最初のD&Dが、想定プレイヤー人数を「4人から50人」と書いたような時期のことを……

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