機械人間たちが暮らす、コンセプトの異なるふたつの街、珠和村とリベラシティ。瀬戸優子とユウコはそれぞれ適した街で生まれるはずだったが、なんらかのミスで入れ替わってしまう。
ふたつの街でそれぞれ生きづらさを抱える優子とユウコは、社会に翻弄されながらも、「私」という輪郭の危うさに向き合っていく。やがて二人は輪郭を融かす社会の外側、「海」で再会を果たすのだが……。
自己の輪郭の儚さと切実さを問うSF小説。
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