こちらのアイテムは2026/5/4(月)開催・文学フリマ東京42にて入手できます。
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短編小説集 東を向いて正対

  • 南1-2ホール | D-69 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • たんぺんしょうせつしゅう ひがしをむいてせいたい
  • 東蒼司
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 500円
  • 2026/5/4(月)発行
  • 「クリエイティブの秘訣は意外性だよ」

    襟足が青く染まったウルフカットの矢ヶ崎は、クリエイターを目指すフリーター。彼女の浮世離れした態度に、大家の本田は悶々とする日々を送っていた――。
    クリエイティブを諦めた人間の日常を淡々と綴った『翼を授ける』や猟奇的殺人事件の経緯を描く『木下容疑者は動機について』を収録。あなたの日常をほんのり変えるかもしれない短編集の第4弾!

    〇収録作

    木下容疑者は動機について

    喫茶店に勤務する女性を殺害したとして、警視庁は某区在住の20代の男を殺人の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、男は調べに対し「信じられない裏切りに遭った」などと供述しているという。警視庁は、男が当時、重大な錯乱状態にあった可能性があるとみて、今後、刑事責任能力の有無を調べるため精神鑑定を行う方針。被害者の女性が勤務していた喫茶店の責任者は取材に対し、「勤務態度は真面目で、客からも同僚からも信頼されていた。非常に残念でならない」と無念さをにじませた。また、容疑者についても「真面目な人物だと思っていたが、今回の行為は到底許せない」と強い憤りを示した。

    就活生、パパ活女子を救う

    佐藤こうた。就活生。歌舞伎町でパパ活をやっている佐伯と、ITベンチャー企業の説明会で知り合う。彼女にモバイルバッテリーを貸した佐藤は、ふとしたことから佐伯が男に襲われる現場に遭遇してしまう。佐藤と佐伯は綱渡りの逃避行に走るが……。

    墓前同窓会

    かつて僕らは小学校のビオトープに舟を浮かべてた。池に浮かべた舟はいつしか僕らを乗せて行くはずだった。水野だけは本当の舟に乗って湖に進んでいき、そして沈んでいった。売れないフリーライターをやっている菊池は、水難事故に関する記事の案件を眺めながら、水野のことを思い出す。

    翼を授ける

    安アパートを大家を勤める本田は、クリエイター志望のフリーター矢ヶ崎を持て余していた。エアコンの修理業者との見積もり中にあいみょんの曲を弾いたり、捨てたはずのASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)のアルバムや浅野いにおの漫画を持ち出したり……。これはクリエイティブとレッドブルを巡る物語。

    上海蟹(あるいはヨックモック)みたいな恋をした

    「しばらく連絡を絶ってもいいかな」。7月の熱気と共に彼女から届いた連絡は、うだるような暑さを加速させていく。夜風に当たりながら、彼女とを思う僕の隣に、近所に住む中国人が腰を下ろした――。

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