2025年に執筆した短歌連作と散文を収録。
装丁:棚花俊
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目次
metrophobia
(望まれている)円と欠伸
disarmer
書影・近影・通過する身体・glide
blindness
交信/雨の音-2
ほんの僅かに残されてしまった君の寓意のために
anglomois
忘れてはならない星といくつかの加害について
importされ、exportされる
orphans
A.そして、再び、闘うことを選んだ
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僕の血が子供の声を遮ってしまう短詩を孕ませながら / 『metrophobia』
さようなら(港の鴎が一斉に次の死体を囲む速度で) / 『disarmer』
きみの痛みは僕の奥地に降り積もる 雪に喩えた桜みたいに / 『ほんの僅かに残されてしまった君の寓意のために』
纏ったら見えなくなってしまうコートを裂いた 夜に 鋏で / 『忘れてはならない星といくつかの加害について』
雪の降る海がふたりの十代の最後の景色……ならよかったのに……/ 『orphans』
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今、書いた。恥じらいも外聞もなく、闘うことを選ぶ、とそう書いた。ガザでの惨状も、この国で、この世界で望む望まらざるに関わらず、闘うことを常に強いられ続けている、女性やマイノリティがいるにも関わらず、私はそう書いた。仰々しく、勇ましく、大袈裟にそう書いた。 / 『A.そして、再び、闘うことを選んだ』
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