【合同誌】少年少女の耽溺
- 南1-2ホール | K-71〜72 (小説|短編・掌編・ショートショート)
- しょうねんしょうじょのたんでき
- 泉海紫乃、津森七
- 書籍|A5
- 40ページ
- 500円
- 2026/5/4(月)発行
- 未明の藍・泉海紫乃と七つ森舎・津森七の【執着】をテーマにした合同誌。
「氷づけのふたり」泉海紫乃
共に生まれ、共に育った双子の雪乃と伊織。 早くから双子のきょうだいへの異常な気持ちを自覚していた雪乃は、伊織を遠ざけるべく中学受験で女子校を選んだ。 しかし、高等部に上がった今も伊織を完全には突き放し切れない雪乃。 今は誰より近くても、いつかは離れなくてはならない―――未来を望めない双子の行き先は……。
試し読み「人形はガラスケースの中で」津森七
母のもとを離れ、戸籍上の父親に引き取られることになった少年。
海辺の町への引っ越し当日、水色の家の二階から憂うつそうに海を眺める少女に、少年はひと目で心を奪われる。
うつくしい彼女の顔半分は、痛々しい包帯に覆われていた。
少年は確信する。ああ、彼女はきっと、僕と同じ〈人形〉なのだ……。
試し読み
