『しばらくは、離島でリゾバしてみます』は、転職に失敗した28歳の女が、ひとまずリゾートバイトで生活を立て直そうと奮闘する様子をまとめたエッセイ本です。
私は自分の希望する職種で転職が決まったはずなのに、たった半年間で仕事を辞めてしまいました。なんで辞めたのか。その辺の話はまだモヤモヤが残っていて全然公平に語れないので、この本には書けませんでした。書くことができたのは、仕事を辞めた後のこと。食品工場などの単発求人で食い繋ぎ、リゾートバイトに旅立って、任期を満了して帰ってくるところまでです。
「リゾートバイト」というのは、観光地の宿泊施設などで住み込みで働くことを言います。ホテルのフロントやバイキング会場のレストランサービス、客室の清掃員などさまざまな職種の募集があります。その中で私は「仲居」を選び、2025年9月から翌1月まで働いていました。(現在は別の拠点で、引き続きリゾートバイトをしています。)
私は、このリゾバ生活を30歳になるまで、つまり2年弱の期間続けようと考えています。各拠点に3か月ずつ滞在して、全国各地を巡りながら次の一手を考えようかなーと。世間から見たら割とオワッテル状況かもしれませんが、まずまず楽しくやれています。
「転職に失敗したらどうなるんだろ」「アラサーのリゾバってどんな感じなんだろ」と悩んでいる人にはぜひ読んでもらえたらうれしいです。人生の選択肢の一つに「リゾバ」を加えるきっかけになる一冊に、なっているかもしれません。
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食品工場で単発のアルバイト......... 6
待遇よりも人間関係................... 10
住み込み農業バイトという選択肢 16
9月はリゾバ求人の閑散期......... 22
幸せを感じる気孔みたいなもの.. 27
仲居の一日の流れ...................... 32
リゾバ先でも仕事ができない...... 38
六連勤でも「まあまあ快適」...... 44
オバサン化が進んでいる............ 48
年相応の仕事ができない............ 55
ジェスチャーをマスターした...... 61
文学フリマと帰省...................... 66
弥山に登り、夕日を拝む............ 72
高三の冬みたいな日々................ 79
メンタルを病むときの流れ......... 85
インフルエンザに罹患した......... 91
屋形船に乗った夜...................... 97
さよなら、広島.......................... 100
これからどうしようか、............ 106