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詩集【日陰の肖像】

  • 南3-4ホール | ち-36 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • ししゅうひかげのしょうぞう
  • きぬねず
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 18ページ
  • 400円
  • https://x.com/kinunezuDojin
  • 2026/2/8(日)発行
  • 【本書概要】

    ・詩集
    ・暗い
    ・厨二
    ・合計4編

    ※真っ黒なページに白文字印刷なので殊更暗い。

    【各々タイトルと概要】

    ・三転論法…………ひねくれてる
    ・神が張った罠……恐るな、厨二であることを(サンプルとして下記にて全文公開)
    ・ミーシャ…………だれこいつ?
    ・日陰の肖像………軽めグロ(血とか)

    【神が張った罠】


    ※この詩は二〇二五年七月に発刊した某ジャンルの二次創作本『アトラスが繋ぐ時間』のまえがきから抜粋した一次創作詩です。詩歌だけならストーリーと分離しても一次でいけると思ったので載せます。
         * * *

     私は『はじまりの曖昧さ』

     私は『法則を支配する概念の一つ』

     私は『知と理の深淵』

     私は『不可思議な数字の局在』

     私は『破壊し、創るもの』

     私は『殺し、誕生を促す惨たらしさ』

     私は『沈黙のままに追い立てるもの』

     私は『未だ息のある肉体を削りゆく音』

     私は『意識が捉える生々しい虚像』

     私は『感覚をすり抜けていく実像』

     私は『振り返る秩序』

     私は『向かう先の混沌』

     私は『いつの世も闘いを挑まれるもの』

     私は『立ち上がる者の足音』

     私は『努力を挫かんとする岩壁』

     私は『誰もかもから無視される災厄』

     私は『思考の最果てに行き着く忘却』

     私は『如何なる栄華をも崩す大槌』

     私は『復活と再生に不可欠な水』

     私は『畏れに値するもの』

     私は『罵られるもの』

     私は『後悔の源流』

     私は『漠然とした不安の正体』

     私は『安寧の不確実性』

     私は『望まれるか否かに構わず、癒すもの』

     私は『嵐の最中に見出す希望』

     私は『心を置き去りにするもの』

     私は『真実が彼方に沈む大海』

     私は『虚構が連なる山脈』

     私は『繰り返される歴史の嘆き』

     私は『芸術の永き』

     私は『人生の儚き』

     私は『刹那と悠久と、無限と有限』


     私は確実に貴方の手よりさらさらとこぼれ落ちていく


     有限を無限に見せる錯視 これこそ神が張った罠 私という存在


     人は私を『時間』と名付けた


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