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未来の魔女のおまじない

  • 南3-4ホール | て-84 (小説|児童文学・絵本)
  • みらいのまじょのおまじない
  • 三十三さとみ
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 150ページ
  • 500円
  • 2026/5/4(月)発行
  • 従姉で〈魔女〉の師匠・アンナとの再会を通じて、おまじないや魔法の存在について主人公〈麻央〉の思いを描いた13歳の女の子の青春物語。

    (本文より)
    アンナちゃんは私にとって〈魔女の師匠〉だ。
    魔女なんていない? 魔法なんて存在しない?
    ……そうだね。私も物語の中に出てくるような、〈なにもないところからポワンとありとあらゆるものを出せちゃうような魔女〉は、もしかしたらいないだろうなって思ってる。
    でもね、魔女はいるんだよ。そして私も魔女なんだ。(略)たとえばさっきみたいに緊張したとき。ほかにも、すごくイライラしたとき。なみだが止まらないぐらい悲しいとき。あとはお腹が空いたときとか、ケガをして痛いときとかね。
    みんなもケガをしたときに「いたいのいたいの、とんでいけ」っておまじないを言うの、知ってるんじゃないかな。そう、それだっておまじない。
    効果がないって? へへーん。私はあるんだな。効果が出ることをちゃんと知ってる。
    いつでもそばにいてくれる力強い私の味方。
    そんな存在が、おまじない。

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