ゲイの文芸サークルによるアンソロジー、第10弾! 今回の新刊のテーマは「プレイリスト」ということで、小説を書くうえで「曲」をモチーフにする、という初の試みをしてみました! ぜひ、プレイリストの曲を聞きながらお読みください。
♪音楽のプレイリストは以下から聞くことができます♪
https://open.spotify.com/playlist/2NGr2B3uwLpiP1Y2Gd2fya?si=a1WFs0X5SKeH-Xw-MxgvzQ&pi=qDP7K8WAR0...収録作品:
『僕らの罪、あるいは』(ゆー)ispired by フレンズ(REBECCA)
雪男《ゆきお》は、マッチングアプリで出会った林之介《りんのすけ》に“運命”のような恋に落ちる。恋の高揚と罪悪感の間で揺れながらも、雪男は林之介との逢瀬を重ね、恋人・トモヤとの関係も崩れ始めていく。友情、欲望、裏切りが複雑に絡み、誰もが自分の「罪」を抱えたまま、彼らの関係はゆっくりと歪んでいく。
『2025.09.23』(あき)inspired by 巡ループ(Perfume)広島に暮らすアキヒロは、長年応援してきたアイドルグループの活動休止を知り、心の整理がつかないまま、東京ドームでの最後の公演へ向かう。推し活の仲間との思い出、懐かしさと現在地が交差する一日の記録。
『されど光』(きゅう)inspired by I(クリープハイプ) 大学の軽音サークルに所属する三好は、最後のライブで憧れていた多田とバンドを組むことになる。楽曲決めが難航する中、多田が興味を示したのは同性愛をモチーフにした楽曲だった。
『煙の行方』(けん)inspired by 染まるよ(チャットモンチー)五年前に振られた元彼と、新宿の喫煙所でバッタリ出会ってしまった主人公。振られた記憶やタバコを吸い始めた記憶を辿りながら、過去と今の自分を見つめ直す。
『スピってるにもほどがある!』(かねこ)inspired by 厚木(小泉今日子)仕事に疲弊するライター右京は、マッチングアプリで欧米人のThomasと出会うが、彼は仏像と話す「スピってる」男だった。京都・東寺や奈良でのデートを重ねて惹かれ合うが、Thomasのアメリカ帰国が決定し、右京も東京に帰ることに…