毒親と決別して、おれは身寄りがなくなった
- 南3-4ホール | つ-73 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
- どくおやとけつべつして、おれはみよりがなくなった
- 三山十三
- 書籍|A5
- 32ページ
- 500円
- https://note.com/miyamajuzo
- 2025/11/23(日)発行
- 著者は2025年夏、「毒親」との完全なる決別を果たす。
これまでの著者の人生を振り返りながら、毒親との別れ方などを記しているエッセイ。
以下、さわりの部分になります。********
孤独に名前をつけて飼いならして。
その名前は、いったいなんというのだろうか。おれに呼べるしろものだろうか。
すっかり友達にでもなった気分か、それともまだ敵対しているのか。
ときに身を隠す蓑にでもなったつもりか。ときに鋭く尖っておれを突き刺してくる。
こいつの名前になんと名付けるべきなのか。おれは天涯孤独になった。
といっても、勝手にそう思っているだけに過ぎず、人間関係というのは常につきまとってくる。
おれにとっては永遠の命題になっている。それが人間関係だ。親と決別した。
一文にするとえらく短くまとまってしまったことであるが、紆余曲折、自分の人生の半分くらいが
このあたりに足を取られていた結果の産物であることは否めない。
早い話が決別しますよという離縁状を専門家に金をはたいて作成してもらった、というのが正しい表記だ。
まあ普通のエッセイとかだとこの辺でどう辛いとかどう悲しいとかどんなひどい目にあったとか、
そういうのをつらつらと書いていくことだろう。おそらく以降そうなるかと思う。
気持ちを整理するのにもいいことかもしれないから、先人にならってそうしていくことにする。
ただ、若干違う筋にそれる可能性もあることをここで先にお詫びしておく。出自とかから語っていくと長くはなる。
まあそっから書くか。長く作文を稼ぐには詳細に、丁寧に。でも中身は楽しくすることだ。おそらく自分は生まれるべき子どもではなかったと思う。親はきちがい他ならぬ、その産物がおれだ。
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