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操り蜘蛛と静止人

  • 南1-2ホール | E-17 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • あやつりぐもとせいしびと
  • 奇都音屋 我楽
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 152ページ
  • 600円
  • https://kitsuneya-garaku.boot…
  • 「操り蜘蛛と静止人」
    「張り付く男」
    「死神」

    の三作収録。

    ◆操り蜘蛛と静止人
    暗い路地裏、捨てられた人形のように光を失った少女に手を差し伸べたのは、一匹の大きな蜘蛛だった。
    「ドク」と呼ばれるその怪物は、自らが運営する舞台の主人公に少女を選び、心に魔法をかけていく。


    ◆張り付く男
    目覚めると、見知らぬ部屋にいた。 首には鎖がつながれ、扉には手が届かない。 外界との唯一の接点は、窓の向こうを走る一本の電車。 そこに気づいてもらうことだけが、助かるための手段だったが、数日おきに部屋は変わり、そのたびに電車は少しずつ遠ざかっていく。
    なぜ閉じ込められたのか。 なぜ部屋を移動するのか。 そして、この“監禁”は本当に誰かによるものなのか。 遠ざかる希望と積み重なる謎の先に、 この部屋の意味が静かに姿を現す。


    ◆死神
    会社に疲れ、人生にも疲れきったサラリーマンが立ったビルの屋上。 飛び降りようと考えていた時、隣に現れたのは、死神だった。 命の終わりまであと少し。 その“少し”の会話が、男の世界を緩やかに変えていく。 読み終えたあとに胸が温かくなる、 屋上から始まるハートフルコメディ短編。

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