ダンジョンで迷い不安に陥るパーティに楽師がにじり寄って奏でていそうな リアル中世・ルネサンス音楽集
- 南1-2ホール | S-67 (評論・研究|音楽)
- だんじょんでまよいふあんにおちいるぱーてぃにがくしがにじりよってかなでていそうなりあるちゅうせいるねさんすおんがくしゅう
- 坂本卓也、白沢達生
- メディア|CD(音楽)
- 8ページ
- 1,000円
- https://sakamoto-music.booth.…
- 2024/10/27(日)発行
魔術師「な、なんですか、あなたはろくに地図も読めないのですか!?」
戦士「読めんもんは読めん、地図なーんもわからん」
魔術師「わ、我が叡智をもってすれば、現在地など、た、たちどころに……」
僧侶「そろそろスキンケアのお時間ですね」
戦士「やかましわ! ……ほんで魔術師さんよ、どっち行ったら帰れんねん?」
魔術師「ど、どちらかと問われると、ぁ、あちら……かも、しれません……」
戦士「叡智どないなっとんねん」
僧侶「やれやれですね」
縦笛楽師「ほーんと、やれやれですねぇ」
楽師長「ポンコツパーティまた迷てはんの?」
縦笛楽師「はい、見事に」
楽師長「あー、ほな、距離を詰めつつ、開演としましょか」
このアルバムは、こんなポンコツパーティのためにダンジョン楽師が演奏していそうな楽曲を集めたコンピレーション です。
演奏している楽曲はすべて、中世からルネサンス期にヨーロッパで楽譜として書き留められた、あるいは出版されたリアルの音楽で、そもそもはキリスト教の礼拝に用いられたものや、貴族文化としての恋の歌でした。
今回はそれらの中から、現代のファンタジーや異世界転移系アニメのサウンドトラックとはひと味違う、絶妙な「居心地の悪さ」を纏っている楽曲を集めてみました。
演奏するのは街とダンジョンとをしゅんるると行き来して音楽を提供する「ダンジョン楽師」。弦を奏でる楽師長と縦笛を操る楽師の2 人パーティで、ヨーロッパの古の楽譜から読み解いた音楽を響かせています。
演奏
長井舞 (リコーダー)
坂本卓也 (ヴィオラ・ダ・ブラッチョ、ヴィエール)
封入ブックレット (全8頁) 内容- 全10曲の歌詞、対訳 (翻訳 坂本卓也)、出典情報
- 全10曲の聴きどころ
- 「ファンタジー世界の音楽、生々しい古楽について」(寄稿 白沢達生)
収録楽曲 [全10曲・ハイレゾ音源(flac)&圧縮音源(mp3)]- «Qui cum Patre et Filio simul adratur» (Jacob Obrecht)
- «Flamine foeta sacro Virgo parit innuba Verbum» (Anonymous)
- «Ad Dominum cum tribularer clamavi» (Anonymous)
- «Eripe me Domine, ab inimicis meis» (Jacobus Gallus (Jacob Handl))
- Motet «Ne sai que je die» (Anonymous)
- «Tres doulx penser, Dieu te porvoye» (Anonymous)
- Rondeau «Dous viaire gracieus» (Guillaume de Machaut)
- Clausula «Dominus» (Anonymous)
- Ballade «Esperance qui m'asseure» (Guillaume de Machaut)
- «Nisi abiero» (Anonymous)
