霧海に煙れ、怪物の宣誓
- 南1-2ホール | J-78 (小説|ファンタジー・幻想文学)
- むかいにけぶれ、かいぶつのせんせい
- 硯哀爾
- 書籍|B6
- 308ページ
- 1,200円
- 2025/1/19(日)発行
- 16世紀末、所はイングランドによる植民の進むアイルランド。
古くより存在感を持つ名家──カルヴァート家の遺産を手に入れるため、五組の少年少女が湖を臨む霧深き古城へと集まった。彼らの前に現れた少女こと断絶の危機に瀕するカルヴァート家の一人娘、エリスは何があろうとも遺産を手渡さぬという覚悟を示す。
揺れる国際情勢、見え隠れする野望、目下で燻る人の愛憎──代々受け継がれる至宝を巡り、古城に集う少年少女の運命は流転する。
喜劇ではなく悲劇でもない、得るものがあるにはあるが剪定が前提の零れ話。黒幕を名乗る、怪物の如き人物の物語る結末は、果たして何を描くのか。
