──「この先誰かを愛することも愛されることも、たぶん僕にはない。さびしいときがないわけじゃない。他人を求めたくなることもある。でも、……これが僕なんだ」
──許せないって、俺はいったい、何が許せないんだろう。もしかしたら、あいつが落ちぶれていくのを黙って見ているしかない、そんな無力な自分が許せなかったのかもしれない。
──人間なんてただのクソ袋だと知りながら誰もが他者を愛するように、何の疑いもなく、この街を守っている。
──はじめから俺が世界の中心なのに、なんだってここは空洞なんだ?
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DISCO ELYSIUMの二次創作小説です。
B6サイズ/174ページ/約10万文字
レヴァショール、6月。
キツラギ警部補が41分署に異動してから数ヶ月が経った。
革命前夜のざわめきの中で、ハリーとキムは「盗まれた遺体事件」の捜査に取り掛かるが──。
キムに求愛を断られまくりながら、ハリーは何を見つけるのか?