ふたり重ねた夜のこと
- 南1-2ホール | C-17 (小説|エンタメ・大衆小説)
- ふたりかさねたよるのこと
- 芦田芋助
- 書籍|文庫判(A6)
- 264ページ
- 800円
- https://imonome.booth.pm/
- 2020/11/22(日)発行
- 「人を好きになったらいけない人間でした。勘違いしました」
バイト先の契約社員に想いを寄せるレンタル店員の久守聖は、夜な夜な酒に逃げていた。 彼女と関わりを持てるのは休憩中の喫煙所のみ。 立ち入った会話をしないように気をつけながら、それでも日に日に想いは募る。 そんな関係性が大きく変わる日がやってこようとは夢にも思わずに、聖は今夜もひとりであった。
咲川真子は気づいてしまった。景色は一変、もう元には戻らない。これはやってはいけないことだった。いくら試しにでも、やってはいけなかった。 だがどれだけ愚かでも、夢見たことには変わりない。 予感が確信に変わったとき、しかし真子は「ふーん」としか言えず、聖を追いかけたのはその後であった。
本当に死ぬつもりなら、その生命を私にくれたらいいのに。
極端から極端へ。 いい具合を見つけられないのはふたりとも。 それでもどうにか生き抜いて、ふたりの重ねた夜がどんなだったか。 『久守聖』『咲川真子』『聖と真子』の三部構成で双方から描いた恋愛小説。
