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愛と差別と友情とLGBTQ+ 言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体

  • 南3-4ホール | さ-43 (評論・研究|ジェンダー・LGBTQ)
  • あいとさべつとゆうじょうとえるじーびーてぃーきゅーぷらす ことばでたたかうあめりかのきろくとないざいするわたしたちのしょうたい
  • 北丸雄二
  • 書籍|四六判
  • 448ページ
  • 2,600円
  • https://www.hitobitosha.com/b…
  • 2021/8/20(金)発行

  • 紀伊國屋じんぶん大賞2022 第2位

    世界を知り、無知を知り、人間を知る。 偏見を助長してきた言葉や文脈を更新し、日本で流通してきた「LGBTQ+」情報の空洞を埋める希望の書。

    二〇一八年七月、自民党衆議院議員・杉田水脈の「LGBTは生産性がない」発言がありました。私の「違和感」はしかしむしろ、それをたしなめてテレビ朝日のコメンテイターが言った「今はもうそういう時代じゃないんだから」に関してでした。「LGBT」なる言葉が主流メディアで肯定的、同情的に登場してからたかだか数年──その間のいつ、「もうそういう時代じゃな」くなったのか? それは本当なのでしょうか。 
     ──「はじめに」より一部要旨抜粋

      彼らは世界で何が起きているのかをほとんど知らない。日本で流通している日本語だけの情報で満ち足りて、そこから出ることも、その外に世界が存在することも考えていない。日本の世間は日本語によって護られているつもりで、その実、その日本語によって世界から見事に疎外されているのだ……。
     ──第4章「クローゼットな言語」

      〈推薦文〉
     頭が沸騰した。アメリカの「LGBTQ+」百年の歴史の豊饒を受け止めた著者の目に、すべての私たちの未来が映っている。
     ──池田香代子(翻訳家)

    どのような過去が、現在を作り上げてきたのかーー。蓄積と切り離された、安易な現状肯定は、手痛い揺り戻しを招きかねない。日本とアメリカを行き来し、各コミュニティの内と外を見てきたジャーナリスト。彼だから描ける、歴史と、その先。
     ──荻上チキ(評論家)

    この本にあふれる愛は、日米を問わぬ遍きマイノリティへの讃歌でもある。小さき者たちがこの半世紀、歯を食いしばってクリエイトしてきた歴史や文化を再発見した。
     ──津山恵子(ニューヨーク在住ジャーナリスト)

    以前、島根県隠岐之島に歌いに行った時に頂いた小学生からの手紙に、「うまれてはじめてオカマさんをみました」と書かれていた。その時感じた素直さと違和感。その間を埋めるものがこの本にはある。
    ──中村 中(歌手・役者)

    本書は厳密な意味で、「ゲイ」の歴史学であり、社会言語学であり、政治学であり、社会学であり、哲学だ。一つの視座から捉え切れない全体性を描き出している。最後に著者は当事者として一つの公式に到る。恋愛=ヘッセ的友愛+贈与としての性行為。友愛の力を欠けば、恋愛を持続することも差別せずにいることも不可能だ──僕は全面的に賛同したい。 
    ──宮台真司(社会学者)














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