すこしふしぎアンソロジー:TIME GOES BY
- 南3-4ホール | け-57〜58 (小説|アンソロジー)
- すこしふしぎあんそろじー
- 太田みのる
- <作品No.9> 蝉時雨、港風、そして少しふしぎ。 TIME GOES BY
<あらすじ> 2019年7月、蝉時雨の西東京大学。三年生、五十嵐太陽は、心を波動として読む量子物理心理学の扉を叩いた。言葉と感情を同調させる調律で、未来の確率はわずかに変わるという。夏休みに、太陽は故郷・北海道夕陽市へ。港風に包まれ、ジャズの流れる喫茶タリーで待っていたのは、思いがけない再会だった。たった一言、小さな声で「しあわせだ」と言葉にした瞬間、ゆらぐ世界の色が少し変わる。心の音色が重なり、人と人が共鳴する夏が、静かに始まる一。
<著者紹介> 子どもの未来をどう育むか。物語を通して一緒に寄り添いたい 高校教師✕作家✕親子ウェルステ 北海道札幌市出身。高校教師、キャリアコンサルタント。二十年以上教育に携わる。自身も親として不登校に向き合った経験を持ち、その視点を物語やエッセイに生かしてきた。著書に『くじらの部屋~不登校を死語にしてもいい』などがある。教育と文学をつなぎ、「子どもの未来をどう育むか」を読者と共に問い続けながら、日々言葉を紡いでいる。
