「ES」というタイトルには、例えば以下の三つの意味が込められている。①無意識。②「ESSENTIAL」の頭文字。③「ENTRY SHEET」の略称。急遽制作した無配ということで、これら三つの言葉が多かれ少なかれ意味するところについては、筆者の思惑と関係なく、どうしてもテクストに現れてしまうのでは、と考えタイトルとした。すなわち、良く言えばエクスキュース、普通に見れば詭弁をタイトルに冠したわけであり、われながら図太いというほかない。ただし、かといって、本冊子に収められた作品が手抜き品であると主張したいわけではないことは、とにもかくにもご理解いただければ幸いだ。少しでもお愉しみいただければ、著者としてこれに勝る喜びはない。