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孤独の指揮者

  • 南1-2ホール | F-11〜12 (ノンフィクション|出産・育児・教育)
  • こどくのまえすとろ
  • 天良晴人
  • 書籍|その他
  • 87ページ
  • 1,200円
  • https://bccks.jp/bcck/181675/…
  • 2025/9/1(月)発行
    • 本書を手に取っていただき誠にありがとうございます。

      冒頭のシーン、ここに至るまではたくさんの悩み、葛藤、そして努力がありました。
      本書では私の5年間の部活動顧問としての仕事で経験したことを語ります。

      小学校教員として担任業務をしながらの部活動顧問。しかも全国大会常連校の指導をしなければならないのはとても過酷でした。

      部活動を指導するにあたり、担当する競技に対して多くの知識と経験を持っていれば自信を持って指導できるのかもしれません。しかし、私はマーチングバンドの経験があるとはいえ小学校時代の4年間、打楽器のみの経験です。

      しかも、お恥ずかしながら楽譜を読むことができません。厳密にいうとリズムは分かるのですが、音程が分からないのです。

      一つひとつの音符にドレミ・・・・・・と書かないとすぐには判別できないレベルなのです。

      そんなほぼスキル0で任された、いや強制的に顧問にさせられた私がどのように部活動、子どもたち、自分自身、と向き合ってきたか。

      そしてどのように逆境を乗り越え、結果を出してきたかを惜しみなく全てをこの一冊に書いていきます。


      本書は部活動の良し悪しを議論するための本ではありません。また、私がブラック部活動顧問を乗り越えたことや結果を出したことを自慢したいわけではありません。もちろん私と同じように部活動顧問をしてほしいというわけでも当然ありません。

      では、何のために本書を執筆しているのか?

      それは、今、目の前の大きな壁の前に打ちひしがれそうになっているあなたの力になりたいからです。

      ブラック部活動という過酷な労働環境の中で、私はたくさんの失敗をし、何度も心が折れそうになりながらも、一つずつ乗り越えてきました。

      それは決して華やかなものではありません。
      どこまでも泥臭くカッコ悪い姿です。

      人によっては私がしてきた指導を「パワハラ」、「モラハラ」という言葉で片づけることがあるかもしれません。

      しかし、私は教師として、顧問として苦しみ、悩み、もがきながら子どもたちと向き合ってきました。そのことには誇りを持っています。

      そして私がやってきたことはしっかりと多くの児童に伝わったと確信しています。

      本書は全5章で構成されており、私の顧問としての歩みを1年ずつ各章で書いていきます。

      各章の最後には「マインドセット」として、その1年間で得た大事な考え方をお伝えしていきます。部活動顧問を終え、改めて児童理解や特別支援について勉強した今の私だからこそお伝えできることをまとめました。


      「こんな経験した教師がいるんだ」
      「部活動にはこのような問題もあるんだ」
      「部活動と向き合う教師はこのようなことを考えているのか」
      「逆境を乗り越えるマインドセットは自分にも使えそう」

      などと考えながら最後まで読み進めていただければ幸いです。

      教員や部活動顧問はもちろんですが、会社員の方や子育て中の人など、どなたにも役立つ考え方となっておりますので、楽しんでいただければと思います。

      (本書冒頭より抜粋)

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