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スノウドロップの恋わずらい

  • 南1-2ホール | Q-35〜36 (小説|エンタメ・大衆小説)
  • すのうどろっぷのこいわずらい
  • 久生夕貴
  • 書籍|A5
  • 66ページ
  • 600円
  • 2025/11/23(日)発行
  • 父親の失脚により、一家離散となってしまったガーネット=フルーベル。
    屋敷を追われ、盗賊に襲われた彼女を拾ったのは、氷の辺境伯と呼ばれるリヒト=ヘルバルトだった。
    行き場をなくした没落令嬢に、彼は二つの選択を示した。
    「君が選べる道は二つ。使用人としてこの屋敷に仕えるか、今すぐここから出ていくか」
    きっとこれは権力をふりかざしていたフルーベル家への復讐なのだろう。
    そう判断したガーネットは周囲の予測に反し、使用人を受け入れ働き始める。
    聡明で謙虚な彼女は瞬く間にヘルバルト家に馴染んでいったが、リヒトにとっては誤算だった。
    生粋の令嬢が使用人など務まるはずがなく、すぐに出ていくだろうと高をくくっていたからだ。
    次第にガーネットのことを放っておけない自分をもて余すようになる。


    ある日、ガーネットはリヒトに、庭園の手入れをやらせてほしいと頼む。
    まだ見たことのない、雪の中に咲く花を植えてみたいのだという。
    許可をもらい張り切る彼女に、リヒトはやむを得ない事情から、舞踏会への同伴を依頼する。
    この一件が、二人の関係を大きく動かし始め――
    次第に過保護になっていくリヒトに、困惑するガーネット。
    「危ないから高い所に登るな」
    「なぜですか。私は使用人なのですよ?」
    没落令嬢と不器用な辺境伯とのじれじれ恋物語。


    ※WEB版に未公開SSを追加したものになります。

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