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鶴を斬った男

  • 南3-4ホール | い-43〜44 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • つるをきったおとこ
  • あすみねね
  • 183ページ
  • 1,540円
  • 2023/4/2(日)発行
  • 「わたしが恋をした人は、父を斬った男」

    鶴の血肉、腐らない北斎の遺体、死体を好む絵師。
    江戸×恋愛×ホラーの新感覚時代小説。
    天保十年。糸という少女は母と二人で雪山の麓で暮らしていた。
    ある日の夜、糸は大蛇に左手の薬指を噛み千切られて目を覚ます。母は糸をかばって大蛇に怪我を負わされた。
    命からがら母は江戸に向かうとある屋敷の前に糸を置いていく。
    糸は屋敷の主人であった浮世絵師の葛飾北斎に拾われ、娘として育てられた。
    十年後。糸は美しい女となり、北斎と二人で平和に暮らしていた。
    しかし再び、母の敵である黒い着物の男に化けた大蛇が家に現れる。
    大蛇は北斎を殺害すると糸の前から消えた。
    糸は絶望し、江戸を徘徊する。
    神社で惨めな姿を子供たちに虐められていた糸は、宮木という武士の男に助けてもらう。
    宮木に不思議な想いを抱きながら、糸は茶店に辿り着く。
    そこで渓斎残菊と名乗る絵師と出会った。大蛇の相談をすると残菊の友人の上田宮木という男を紹介される。
    宮木は江戸で〝鶴斬りの宮木〟と呼ばれている男だった──。
    糸と宮木は一緒に暮らしているうちに互いに好意を抱き始める。
    だが、再び糸の前に大蛇の男が現れる。大蛇は自身を黒鉄(くろがね)と名乗ると糸に告げた。
    〝糸は宮木が斬った鶴の──〟であると。
    AmazonKindleで時代小説新着ランキング1位の作品が書籍化。

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