8年かけて完成した車掌24号は、買うのも読むのも不自由な「不自由研究特集」号。レイアウトは不自由な理由により日本国語大事典を模倣したため辞書っぽいけど、内容はこの不自由研究に参加した不自由研究者たちが綴ったレポートである。不自由研究者たちはそれぞれ与えられた不自由な環境(例:電気を使わない、犬を見た日は研究できない、など)下で、興味あるなしに関わらず与えられたテーマ(例:しそとうに、私)について、研究したのであった(がもちろん中途脱落者の方が多かった)。レポートが提出された後、長い長い不自由編集を経て完成したので、刊行時に不自由研究者の何名かは行方不明となっていた。