大きなものに飲み込まれそうになったとき、手のひらが覚えている小さなやりとりや、あたたかさや、温もり。
心の中で「いいな」と思う前に笑みが溢れていたり、唐突にふっと吹き出してしまったり、ハッとするほど綺麗なものだったり。
自分ではない誰かに説明するのは難しいけれど、自分の中にたしかに存在する大事な感覚。
そういうものを私たちは忘れずにいたい。
この本では私たちの日々の中にある「てのひらからうまれるような小さなできごと」を集めてみました。
この本をめくるひとときが、あなたにとって、わたしたちにとって、小さくもたしかなあたたかさを、感じれるような、思い出せるような、あたたかなひとときになりますように。