日本のAロマ(と読めるキャラクター)が登場するドラマ作品などを批評したり、Aroリーディングしたりすることで、私のためのAロマンティックな物語を探す過程を記録したZINEです。
1.はじめに
2.用語解説「Aロマンティック」「異性愛規範」「amatonormativity:恋愛伴侶規範」
3.Aro作品批評&Aroリーディング
〈3-1.Aro作品批評〉
【Aro/Aceのリアルと異性愛規範の支配を映し出す─「恋せぬふたり」】
・Aro/Aceのリアルの蓄積として
・新たな関係性のラベル「活動休止」
・マジョリティへの迎合を担わされる咲子の描き方
・女性たちの分断─差異が対立によって描かれることの問題
・「家族(仮)」は何を隠すのか
【「人を愛することは素晴らしい」というバックラッシュ呪い─「最高のオバハン 中島ハルコ~マダム・イン・ちょこっとだけバンコク~第3話】
・カミングアウトの無力化とクィアな生存の否定
・バックラッシュ作品としての問題点
・「人を愛することは素晴らしい」という呪い─「愛」を「恋愛」に作り替える恋愛伴侶規範の有害さ
【結婚の外にある希望と、「特別」の外にいるAロマの姿─「今夜すきやきだよ」】
・アイデンティティを固有の傷つき経験と安易に結び付けない描き方の重要性
・フェミニズム的な連帯
・「愛する者への特別扱い」の無自覚な特権化と、婚姻制度の内外での不均衡について
〈3-2.Aroリーディング〉
【「やりたいことをやる」ための家族「改革」論─「西園寺さんは家事をしない」から「最小結婚」に触れる】
・西園寺さんの家族「改革」論:家族じゃないなら、【偽家族】になればいい!
・偽家族を取り巻く困難①「本物の家族じゃない」
・偽家族を取り巻く困難②恋愛感情
・西園寺さんの家族「改革」論:「偽家族」or「本物の家族」ではなく「偽家族」+「仮彼氏」
・偽家族を取り巻く困難③「やりたいこと」への抑圧
・西園寺さんの家族「改革」論:目的は「偽家族」ではなく、ただ一緒にいることだから
【特権を取り出し、「恋人」を読み換える─「君となら恋をしてみても」】
・「曖昧な感情」─優しさと鈍感さが隠すAロマンティックな可能性
・「好き」と呼べない理由─異性(恋)愛規範が邪魔をする思い
・重要な、恋愛的ではない存在としての「恋人」─特権を取り出し、関係を読み換える
【友情と恋愛、優先順位の問い直し─「マイストロベリーフィルム」】
・はじめに
・遠山光のAロマンティック性
・規範に抗う村崎美波
・まとめ
【「好き」を獲得するためのAロマンティック革命記─「みなと商事コインランドリー」】
・「重要な他者」としての「俺の猫だから」
・「すれ違い」をAロマンティックに読み解く─Aロマンティシズムの抹消
・「嫉妬」をAロマンティックに読み解く─愛の無力化に抗う
・キャンディーと猫のぬいぐるみ─「好き」の意味の変化
・柊くんのしたい話をしよう─優先順位の変化
・明日香のために、「大切」を「好き」と呼び変える
【異性愛規範コミュニティを生きるクィア達連帯とAroアイデンティティ獲得の交差─「消えた初恋」】
・井田軸①好きってどういう気持ちなんだ?─Aroアイデンティティ獲得の一歩
・青木軸①「好き」に向き合う=ホモフォビアに直面する
・井田軸②青木=「クラスメイト」
・青木軸②ホモフォビアによる抑圧とあっくんの変化
・井田軸③「好き」の意味と「付き合う」の意味
・青木軸③内面化したホモフォビアへの抵抗
・異性愛規範による分断
・分断を乗り越え、連帯する仲間として交差する
4.エッセイ:世界の転覆を夢見て─「仮面ライダーガヴ」とAro世界の接続
5.アンケート:Aro/Aceリーディング・クィアリーディング可能作品集
6.おわりに
7.参考文献・サイト集
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