私と文学 1
- 南1-2ホール | U-28 (小説|純文学)
- わたしとぶんがく いち
- 鍋谷葵
- 書籍|文庫判(A6)
- 100ページ
- 500円
- 1万5000から2万文字程度の中編純文学作品を2作収めた作品集となっています。
1作目は、『腐臭と隷従』という今昔物語から着想を得た支配構造を描く王朝文学です。
支配者と隷従者の関係を権力者と下人、さらに乞食という人物に当てはめ、その関係性の醜悪さを書いた作品となります。
2作目は、『無言の罰』という戦後の村社会における帰還兵家族の様相を描いた作品です。
罪を犯したのは軍隊であり、銃後の家族に罪はないはずです。ですが、人々はそれを許さず、罪を犯した者に連なる人々にさえ罰を求めます。誰に罪が与えられ、誰が罰を与えるのか、その構造を書いた作品となります。
<<目次>>
pp. 2 - 41 『腐臭と隷従』
pp. 42 - 96 『無言の罰』
