旅人と冬しかない国
- 南3-4ホール | か-10 (小説|BL)
- たびびととふゆしかないくに
- 楢川えりか
- 書籍|文庫判(A6)
- 44ページ
- 300円
- https://estar.jp/novels/26399…
- 2025/9/14(日)発行
- 『たとえ離れ離れになっても、これを持っていよう。死体になっても、俺たちがひとつであったことを忘れないように』
記憶を失った旅人トゥールは、雪の中をさまよっていたが、氷のような銀髪と瞳を持つ少年レァーダスに助けられ、「学校」に迎え入れられる。
学校では、レァーダスによく似た姿を持つ、シュネーという教師が「あなたに会いたかった」と彼に囁く。彼はなぜかトゥールの持つ木彫りのペンダントと対になるペンダントを持っていた。
初対面とは思えない彼のまなざしに魅入られて、ふたりはすぐに親密になる。
幸せなひとときを過ごすふたりだが、その生活には少しずつ綻びが見え始めていた。
白い猫、木彫りのお守り、不気味な人形、凍りついた噴水、永遠に春の来ない学校……。
やがて世界がその残酷な全容を現すとき、トゥールは愛と死の選択を迫られる。
※メリバ、ビターエンド、BLです。
