「世界が静かになるまで」は森本孝の短編・断片集です。
7編の物語(短編小説と断片小説)を含みます。
・スプーンがゆれて、アリが来る:ある日台所を行進するアリにふと夫の殺しを頼んでしまった主婦。それは実行され、ネムリ島などアリの世界を知り、舞台はロシアのキレンスクへ移る。
・ヒマラヤ越え:55年前の京都大学新聞入選作品の復刻:難民の一隊が途中近代登山隊に出会ったりしながら、ヒマラヤを越えて理想郷へ向かう。果たして・・・。
・パリネズミのフスとカフカさん(断片小説):カフカの友人のハリネズミ、フスはカフカの結核の際、叔母のⓂ-さに相談しったが、マーサはカフカに何かが呪いをかけている、と言い、その地へ向かう、フスも後を追う。
・昆虫帝国の使者:敵の情報収集のために送り出された1つの生物。「世界のシステム」も入手して、なおも、進む。何がこの世界なのか?どうやってこの世界が動いているのか?世界は混沌としている。
・永遠故郷:
スパイ系?の仕事をする二人の男。この時代、故郷を失ってしまった人々はそれぞれに永遠の故郷を持つことができる。仕事から抜け出し、永遠故郷へ脱落する。そして、アフリカのモーリタニア、マリへ。
・その星の居間の形遠い昔、調査のためその星に住み始め、取り残された研究者にやっと救助船が来た。この奇妙な星を救助隊の隊長に報告する、いつの間にか消えた家族、居間に残された、リアルな小型模型、家族はその中で住んでいて、毎日同じ生活を繰り返す。
・人造人間(断片小説):新聞の小さな求人欄で「人造人間の開発技術者、求む」を見つけ、応募、合格して、翌日から「アー」と言う名の出来たばかりの人造人間をチェックし、育てる。(断片小説)
「ヒマラヤ越え」以外、全て、未完の形で終わっています。続いて行く可能性はあります。