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小説集「かもしれないかもしれぬ」

  • 南3-4ホール | た-67 (ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記)
  • しょうせつしゅうかもしれないかもしれぬ
  • 諧謔
  • 書籍|B5
  • 30ページ
  • 500円
  • https://note.com/unknowninter…
  • 2025/5/11(日)発行
  • インタビューで知り合った鬱ぎみの人に小説を書いてもらった。
    前書きをお読みくださいませ。
    ---
    まえがきにかえて 無名人インタビュー主宰 栗林康弘 この本に綴られているのは、ひとりの女性の日常と、その内側を獰猛に巡る感情の記録です。
    彼女(諧謔と名乗る人)はこれまで、小説を書いたことがありませんでした。 私は、インタビューをきっかけに彼女に出会い、彼女の話を聞きながら、「小説」という形で言葉を紡ぐ手ほどきをしました。 それは、日々のもがきや息苦しさに、ひとつの出口――小説という名の心の「通路」を与えるためでした。
    私たちは、誰もが時に自分自身の重さに押しつぶされそうになります。 けれど、その呵責を“物語”として外に出してみることで、ほんの少し、自分というものを観察することができる。ただ観察できたからと言ったって、何がどうなるというわけではありません。 観察して何年かして、ようやく意味がわかる時もあります。だからと言って何がどうなるという意味でもない。だいたい、まったく意味がわからないことも多くて。
    現実とすぐに和解できません。現実は荒くれものに相違ありません。 それでも、言葉を並べ、形にしてみることは、不思議な力を持っています。そして同時に、恰好の善いものができない場合は不幸になる呪いにもかかります。
    この本は、彼女自身の「生活」と「感情」をめぐる生命の物語でした。 心の「通路」は、彼女の生命が内部できしんで、音を立てて、それを言葉として外の世界に放つための通路です。その出口の先には、読んでくださるあなたがいます。 もし、この小説編がほんの少しでも、誰かの心の呼吸を助けたのなら、勿怪の幸い。
    二〇二五年 春

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