手塚治虫は夢オチを禁じ手としていたという。ご都合主義だとか手ぬきだとか、夢オチって創作においてはあんまり好ましくないとされていますよね。
でも本当にそうでしょうか? 夢オチには、実は可能性が宿っている。んじゃないか?
だってあれは、違う世界への脱出・移動・舞台転換・強制終了の装置だもの。
それが自覚的か無自覚か、意図的か強制か、脱出できて喜ばしいのか残念かみたいな座標軸をぽちぽち動かしてみたらホラア! なんか面白いものができそうじゃない?
そんな思いつきから企画したオール夢オチ短編集『夢オチ十夜』。
人から聞いた夢のノベライズ4編と創作5編、それに2つのAI(ChatGPTとGrok)に夢オチを競わせた作品とその比較レポートもついています。
表紙は「第40回日産童話と絵本のグランプリ」大賞受賞同期のスージィさん。いい表紙。素敵なんですよこれがー!
どうぞお楽しみください!
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