『淡々としているのに、滅法面白い』 『分類できることの権力性に魅入られた、仄暗い欲望』 『お客様のためではなく、棚のために働いてしまう狂気』 (あいや@aiya_shibaraku_)
目 次
◆ はじめに ……4
◆ 第一章 新入社員の頃 ……7
◆ 第二章 福岡の地へ ……30
◆ 第三章 新宿店出店 ……42
◆ 第四章 新規店の作り方 前編……68
◆ 第五章 新規店の作り方 後編……90
◆ 第六章 書店におけるジャンル ……100
◆ 第七章 棚の思想は示される ……111
◆ 終わりに ……125
◆ はじめに
これから語るのは裏道をほそぼそと歩み労働してきた、陰の書店員の記録である。2000年から始まる。世に書店、書店員に関する書籍はそれなりに出版されて、それなりの数が売れているようだ。定期的に新刊が出るくらいには需要がある。関係者だけでなく、一般の読書好きの人にも興味を持たれる題材なのであろう。しかし、陰の書店員による書店論と言うのは珍しいのではないだろうか?