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本を片手に植物園 vol.1 Tokyo

  • 南3-4ホール | う-50 (小説|ファンタジー・幻想文学)
  • ほんをかたてにしょくぶつえん
  • 風野湊
  • 書籍|文庫判(A6)
  • 24ページ
  • 500円
  • 2025/3/23(日)発行
  • 【植物園では、皆、思い思いに好きなことをしている。】

    【植物園散歩エッセイ&ガイドブック / 文庫版 / 中綴じ製本 / 24P(フルカラー)】

     わたしはカメラこそ携えていないものの、温室で一時間くらい平気で過ごす人間なので、通りすがる人々をひたすら見送る側だ。御苑の温室はいつだって賑やかで、静けさとは縁遠い。それでも、通路の端にひととき立ち止まり、皆があまり目を留めない葉っぱなんかを眺めていると、ふと、視界に誰もいない瞬間が訪れる。

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    本書は、この数年で訪ねた東京都内にある植物園のいくつかを、小さなエッセイと写真とともに一冊にまとめたものです。
    執筆中の『すべての樹木は光』続編冒頭で、未来の植物園を舞台にしようと決めてから、もともと好きだった植物園にさらに足繁く通うようになりました。
    ガイドブックと呼ぶにはささやかなこの本が、植物園へ散歩に行くひとをもうひとり増やす切っ掛けになったら嬉しく思います。

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    <掲載施設>

    神代植物公園(調布市)
     温室の休憩室でコーヒーを/ バラ園テラスで一休み

    熱帯環境植物館(板橋区)
     ゆらめく水槽/ 窓越しに眺める樹冠/ 充実の図書コーナー

    夢の島熱帯植物館(江頭区)
     駅からの道行き/ 遥々と見上げる椰子/ ベンチから臨む海

    新宿御苑(新宿区)
     温室で垣間見る静寂/ 樹齢を経た庭園の木々

    小石川植物園(文京区)
     日本最古の植物園/ 長閑な並木道/ 植物研究の最前線

    森林総合研究所 多摩森林科学園(八王子市)
     樹木繁れる山林を歩く/ ひとの暮らしと森の境

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    植物とわたしたちの社会を繋ごうとする、世界中の植物園と関係者の方々に、敬意と感謝を込めて。

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